A.目先の株価が上昇トレンドになったことを示すもの
短期移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けることを、ゴールデンクロスという。
これは、目先の株価が上昇トレンドになったことを示すシグナル。
一方、逆に短期移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜けることを、デッドクロスという。
これは、目先の株価が下降トレンドになったことを示すシグナル。
ただし、これらは移動平均線を用いた考え方であるため、実際の動きよりも遅れて発生する。
つまり、ゴールデンクロスになったときは、既に株価は2割程度あがってしまっているときである。
一概にゴールデンクロスといっても幾つかのパターンがある。
一つ目は、長期移動平均線が上昇中で、それに対して短期移動平均線が突き抜けたとき。
このときは、株価は上昇していく確率が高い。
しかし、短期移動平均線の上昇が急すぎると、上昇も短期的に終わり、急落する可能性がある。
逆に、短期と長期の移動平均線がどちらもゆっくりと上昇している場合、ゆっくりと長期的な株価の上昇が期待できる。
二つ目は、長期移動平均線がほぼ横ばいのときに、短期移動平均線が突き抜けたとき。
この場合は、上値はさほど期待できず、その後はもみ合いが続いたり、下落に転じる場合がある。
最後のパターンは、長期移動平均線が下向きのときに、短期移動平均線が突き抜けたとき。
この場合は、たまたま突き抜けただけであって、買いシグナルではない。
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